里子として迎え入れたメスのコーギー

我が家に初めて迎え入れたワンちゃんは、飼い主の引越しのため、里子に出されたコーギー(メス5歳)でした。
社会人になって初めての仕事はとても辛く、挫折ばかりの日々が続く中、父親が定年を迎えました。まとまった時間の出来た父親と、なんとか日々の支えが欲しいという私の気持ちが一致し、ワンちゃんを迎え入れることになりました。困っている人やワンちゃんの助けになりたいという気持ちから、インターネットで様々な里親サイトを巡って出会ったのが今のワンちゃんです。
写真を見てらこの子に会いたい。と直感的に感じたのが始まりで、何度か顔合わせを重ねた後に迎え入れることが決定しました。
うちにやってくることを楽しみにしていましたが、いざこれまでの飼い主さんとのお別れの時。わからないように、トイレや電話を装って部屋を離れたのですが、少しして悟ったのでしょうか。捨てられた、というような悲しい表情のまま、ご飯も食べない日が数日続きました。その後は徐々に慣れ、今では家族の一員として一緒に過ごしていますが、当時は心配で甘やかせ過ぎたこともあります。
今でもお留守番の時やどうしてもペットホテルに預けなくてはならない時、あの時と同じ表情をします。帰ってきたらぐんと食が細くなり、くっついて側にいる時間を十分に取り回復を待つようにしています。
大切な人と離れなくてはならなかった傷を抱えていると思うと、迎え入れるということの責任の重さを痛感しています。

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